ブログに求めるもの

WordPressでブログを運営するために個人で契約している、レンタルサーバの移転作業を3連休のあいだに進めた。
検索エンジンから記事にアクセスした人が移転後もその記事を読めるようにするため、しばらく触れていなかったDNSSSL301リダイレクトの管理作業に四苦八苦。

なんとか理想の形に落ち着いたものの、連休が……終わった。この3日間のためにSwitchの桃鉄を買っていたのに。こうなるとテレワークの合間にプレイするしかないですねえ、しょうがないですねえ(?)。

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さて、そうやって土台のしつらえはできても、肝心のブログの中身は長いあいだ更新できていない。多忙を理由にするのは簡単だが、要因として思い当たることはもう一つある。それは「気持ちよく文章を書ける場になっていない」という課題だ。

数年前、はてなブログを一度卒業してWordPressに移ったのだけど、WordPressというのは、どうにも個人的には書きづらさを感じるツールだった。

まず、既製のテーマ(デザイン)は海外製が多く、日本製もビジネス用途のものばかりで、「日本語で」「商売っ気のないブログを」書くのに向いているテーマがそうそう見つからない。書く人にはきっと共感してもらえると思うのだけど、自分の文章がどんなデザインで公開されるかは、モチベーションに大きく関わる、大切で繊細なことだ。

いいものがなければ作ればいい、と思ったことはあるのだけど、phpの学習に挫折してそれっきりになっていた。

WordPressのブロックエディタが高機能すぎて(?)、書き心地が好きになれないのもネックだ。文書の構造やレイアウトを組み立てるツールとしては便利だとしても、文章を推敲しながら書き進める場所としては、いまひとつしっくりこない。
フィーリング的には旧エディタ(Classic Editor)のほうがマシだし、もっと言えば、テキストエディタやメモアプリでの下書きが一番書きやすいのではないかな。それって不便じゃん?

noteも何度か触ってみたけれど、テキストを公開する場としても、書き心地の面でも、(まだ)馴染めていない。

その点、はてなブログは気軽に公開できるし、エディタもすらすら書けるし、なかなかどうして素晴らしいものだということを、ぼくはこうして出戻ったことで再認識したのだった。
勝手に離れてごめんね、やっぱり好きだよ(花束の絵文字)(キスの絵文字)

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サーバの見直しをきっかけに、この課題の改善を考えているが、それ以前に、もっと本質的なことも考え直している。SNS全盛の時代に、あえて個人でブログやサイトを開設することにどんな意味があるのか? 自分はそれに何を期待しているのか?

考えがもう少しまとまったら、続きを書きたい。

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昔、旅行で大阪に行った時に買い損ねて心残りだった、大阪名物551蓬莱の豚まんをお取り寄せ。
生地や玉ねぎが甘くて、豚の脂のうま味がそれに調和していて、クセになる納得の味。何もつけなくてもおいしいけど、付属のからしをポン酢に溶いて、浸して食べるのも一興だ。